【ゲーム紹介】「CUBOID(キューボイド)」のルールとおすすめポイント

ボードゲーム

「CUBOID(キューボイド)」とは?

今回紹介するボードゲーム【CUBOID(キューボイド)】はTENT(idontknow.tokyo)というデザイン会社が制作した2人専用のボードゲームで、プレイ時間は10~15分になります。

デザイン会社が手掛けたボードゲームだけあって、モノトーンを基調としたスタイリッシュでミニマルなデザインとなっており、持っているだけでお洒落な気分になれることと、小さいテーブル一つあればプレイ可能な場所を選ばない点が魅力です。

オセロや囲碁のように年齢に関係なく言葉が通じない海外の方とでも楽しむことができるシンプルなルール・ゲーム性と、立体物を理解し戦略を組み立てる思考能力が要求される奥深い戦略性が合わさったボードゲームとなっています。

内容物

・長方形ブロック(黒・白)×16ピース

・台座(グレー)×1ヶ

内容物は非常に簡素で、白と黒の長方形ブロック2種類とそれを配列するグレーの台座で構成されています。

ブロックを収めているケースがそのまま台座になるという無駄のない構造も地味にミニマリス トには嬉しい配慮!

こういった部分までデザイナーの細かいこだわりを感じます。

ゲームの流れ

CUBOIDのルールは非常に明快で、盤にプリントされているドットに角を合わせてブロックを配置していき、相手よりも先に自分の持ち色(白・黒)で手前の自陣線から奥の敵陣線まで一本の線を引くことが勝利条件となります。

手順

①先攻・後攻を決める(じゃんけん等)

②一手ずつ交代でボード上に印刷されたグリッドのカドにブロックを合わせて置いてゆく。

③先に一本の線で自陣から敵陣までつないだ側の勝利!

★注意事項

・勝利条件である一本の線の端と端は必ず一段目(グレーの台座上)に配置されていなければならない。

・同色ブロックの面と面が接していなければ「ブロックがつながっている」という判定にはならない。

・一段目にブロックが配置されていない部分に、二段目以降ブロックを配置することはできない(下に空白ができる置き方はNG)

・手持ちのブロックで決着がつかない場合は延長戦(置いてあるブロックを再配置する)

★CUBOIDならではの特徴

オセロや囲碁とCUBOIDが最も違う点は、タテとヨコの2次元的な戦略に加え「高さ」という要素が加わっており、「立体思考」が求められるゲーム性である点です。

すでに配列されているブロックの上にブロックを配置し、立体的に一つの線を構築してもよし!

シンプルに無駄なく最短で一本の線を構築してもよし!

3次元の空間内にトンネルをつなぐ感覚で勝利を目指しましょう。

ゲームにありがちないわゆる「必勝法」は存在していないので、それぞれのプレイヤーの思考に合わせ、幅広い戦略を組むことができます。

CUBOID(キューボイド)おすすめポイント

・シンプルなルール

CUBOID(キューボイド)は複雑な言語説明を必要としないボードゲームです。

「グリッドに合わせてブロックを交互に配列していく」

「端から端まで一本の線を先に作った側の勝ち」

これだけわかっていれば、年代や国籍にかかわらず、遊ぶことができます。

将棋より囲碁やオセロが世界的に流行した理由として複雑な言語説明を必要としないルールであったことが挙げられているといいます。

CUBOID(キューボイド)もそれに類し、非常にシンプルなルール構成なので、幅広い人に親しみやすく、好まれやすいゲームになっていると思います。

ゲームの所要時間も1ゲーム10~15分で楽しめるので、短時間でサクッと手軽にできる点も魅力ですね。

・デザイン性が高い

CUBOID(キューボイド)の大きな魅力は洗練されたデザイン性です。

白と黒の配色から紡ぎ出される立体は、ただ対戦をしているだけにも関わらず、協力してオブジェを製作しているような気分を味わえます。

知らない人から見れば、一見おしゃれなインテリアにも見えるゲームデザインで、対戦後のオブジェクトをそのままリビングに飾っても楽しめますね。

またゲームサイズも全体で縦横15cm×高さ5cm程度なので、軽くバッグに入れて出先で楽しむこともできるミニマリストにはたまらないデザインとなっています。

・立体ゆえに奥が深いゲーム性

基本的には、相手のブロックがつながらないように、かつ自分のブロックが効率的につながるようにブロックを配置していくことが求められます。

ただし、立体がゆえに相手が狙っているルートを読み切ることは非常に困難です。

筆者も実際に友人と何回かプレイをしてみましたが、立体がゆえに、「相手はどういう意図でブロックを配列しているのか?」という相手側の思考を読むことが非常に難しいと感じました。

一手で状況が大きく変わってしまう局面も多く存在するため、攻守が入れ替わるシーソーゲームが多く、ヒリヒリした緊張感を味わえます。

CUBOID(キューボイド)のゲームの仕様上、先攻プレイヤーは基本的に有利ですが、後攻プレイヤーも戦略次第でいくらでも勝利することができる点も魅力の一つです。

★まとめ

2次元ではなく、3次元の立体思考と感覚が求められるボードゲーム、「CUBOID」。

オセロや囲碁のように言語に頼らず楽しむことができ、

ゲームデザインやブロックの外観からオブジェを作るような楽しさを味わえます。

ゲームルールがシンプルなので、自分でアレンジしてオプションルールを付け加えていくこともできます。

慣れてきたら「一手30秒ルール」など時間制限を取り入れると、より対戦の面白みが増すかもしれませんね。

(すでに実施されているCUBOID(キューボイド)の大会では、追加ルールとして「一手30秒ルール」を採用しているようです)

個人的には頭の柔軟性が鍛えられるので、会議前の休憩などでブレインストーミング前の頭の準備体操としてプレイすると、ちょうどよさそうだなと思いました。

ちょっとおしゃれな贈り物や部屋に置くインテリアとしても映えるこのCUBOID(キューボイド)。

興味がある方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

以上、「CUBOID」の紹介でした!

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