【街コロ】様々な施設を建設して街を発展させよう!家族で楽しめるボードゲーム

ボードゲーム

街コロってどういうゲーム?

街コロとは

今回ご紹介する『街コロ』は、とある企業のオーナーになって、お金をうまく使ってライバルよりも早く自分の街を発展させて大きくしていくボードゲームです。

『街コロ』は、スマホアプリやボードゲームの企画・開発を行っているグランディングという会社が創ったボードゲームで、同社の看板ゲームとも呼べるボードゲームです。

世界で最も威厳があると言われているドイツゲーム大賞2015に日本初の最終ノミネートされ、カンヌゲーム祭2015などを受賞しており、世界中の様々な国で発売されている人気のボードゲームなんです。

とくにこの『街コロ』は、「ダイスを振る→街を育てる」という“シンプルかつわかりやすい内容”となっているため、ボードゲーム初心者でも簡単に楽しめるゲームになっており、家族や友だちと気軽に楽しめるゲームになっています。

さらにその人気から「街コロ+」や「街コロ#」といった、拡張セットも発売されており幅広い楽しみ方ができるボードゲームとなっています。

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名称:街コロ

プレイ人数:2~4人(おすすめは、3人)

プレイ時間:30分程度

ルールの複雑さ:★★☆☆☆☆

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街コロで使う「アイテム」

『街コロ』では、「施設カード(初期配置用)」「施設カード(サプライ用)」「コイン」「ダイス」の4つを使ってゲームを行います。

「施設カード(初期配置用)」

「施設カード(初期配置用)」

初期配置用の「施設カード」は、

【施設】が、「麦畑」と「パン屋」の2種類(計8枚)
【ランドマーク】が、「駅」「ショッピングモール」「遊園地」「電波塔」の4種類(計12枚)

があります。

「施設カード(サプライ用)」

「施設カード(サプライ用)」

サプライ用施設カードには、大きく分けると

「大施設」と呼ばれる3種類の施設カード「施設」と呼ばれる12種類のカードがあります。

またその施設の中にも、種類ごとに色分けされています。
(くわしくは後述に記載したあります。)

ちなみに【施設カード】には、「初期配置用」「サプライ用」2種類あるのですが裏面のカラーが違います。
(裏面が、「黄色→初期配置用」「緑→サプライ用」となります。)

「コイン」

「コイン」

コインは、「街コロ」をやるときに使うお金のようなイメージのアイテムになります。
「1」「5」「10」3種類のコインが合計60枚あります。

「ダイス」

「ダイス」

「街コロ」では、ゲームスタート時はダイスを1つしか使いませんが、中盤になるにつれてダイスを2つ使う場面が出てくるようになるので、ダイスは2つあります。

それぞれのカード効果

「街コロ」をやるにあたって知っておかなくてはいけないのが、それぞれの施設の種類と効果です。

カードの名称と効果については、カードに記載があります。
また施設カードには、カードの「上部真ん中」と「左下」にそれぞれ数字が振られています。

「上部真ん中」に描いてある数字は、施設の効果が発生するときの【ダイスの目】になります。つまり、ダイスを振って「上部真ん中」の数字が出た時に効果が発生します。

「左下」に描いてある数字は、その施設を建設するときの【コスト】です。建設したい施設は、この必要分のコストを支払うことで建設することができます。

そして、街コロの施設は、大きく分けると4種類あり、色でそれぞれわけられています。

【青色:第一次産業】

【青色:第一次産業】

青色の施設は、誰のターンでもその「ダイスの目」がでたら効果が発生するというカードになります。
自分だけでなく他のプレーヤーが、出しても効果を発動することができます。
基本的には、「銀行からコインを~枚もらう」という効果になります。

【緑色:商店・工場・市場】

【緑色:商店・工場・市場】

緑色の施設は、自分のターンのみ銀行からコインを得ることができるカードとなります。

青色の施設は「誰が出した出目」でも効果が発生しますが、緑色の施設は「自分のみが出した出目」となるので、青色の施設よりも効果が発生しにくくなります。

一方で、青色の施設よりも「もらえるコイン」が多かったり、対象となる「出目の範囲」が多かったりします。

【赤色:飲食店】

【赤色:飲食店】

赤色の施設は、青色の施設の「真逆」で自分以外のプレーヤーがダイスを振って出したときに効果が発生する施設となります。
出目を出したプレーヤーから収入を得ることができるという効果になります。

【紫色:大施設】

【紫色:大施設】

紫色の施設は、「緑色の施設」と同じように自分のターンのときのみ効果が発生します。
他の施設よりも効果が強力ですが、施設の建設コストが高いのが特徴です。
また、他の色の施設とはちがいこの「紫色の施設」は、同じ施設を建設することができないのです。

※スタジアム・テレビ局・ビジネスセンターをそれぞれ1つずつ建設することは可能です。
※スタジアムを「2つ」建設することなどができません。

【ランドマーク】

【ランドマーク】

ランドマークは他の施設と違い「手持ちの場」に裏向きで置いておき、コストを払い建設することで表向きにします。
「街コロ」は、この「4つ」のランドマークを誰よりも先に建設することが勝利条件となります。
それぞれのランドマークにも施設効果があり、コストが高くなればなるほど強力な効果が期待できるカードとなっています。

街コロのルール説明

ゲーム準備

街コロをはじめる前にまず「自分の街」をセットします。

「自分の街」には、

【施設】が「青色施設:麦畑」「緑色施設:パン屋」
【ランドマーク】が、裏向きで「駅・ショッピングモール・遊園地・電波塔」

があり、これを1枚ずつ並べていきます。

各プレーヤー同じようにカードを並べていき、「自分の街」をセットします。
街のセットが完了したら、次に「場の施設」のセットをします。

まず、施設カードをすべて裏向きにした状態でシャッフルして山札をつくります。

そしてその山札からカードを1枚1枚めくって、全部で10種類になるまで並べていきます。

このとき同じ施設が複数枚出た場合は、カードを重ねて1種類としてカウントします。

ゲームを進めていくと建設するごとに「場」から施設カードが減っていきます。

施設カードの種類が、10種類から9種類になったときに山札から1枚ずつめくっていき常に「場」には、常に10種類の施設があるように並べていきます。

ゲームの流れ

「街コロ」のゲームの流れは非常にシンプルです。

①ダイスを振る。
②出た目に応じて施設の効果が発生。
③所持金を使い「施設」または「ランドマーク」の建設を行う。

基本的にこの①~③を各プレーヤー順に行っていきます。
これを行っていき最初に4つの「ランドマーク」すべてを建設できたプレーヤーの勝利となります。

実際にやってみると

①ダイスを振る

まずダイスを振ります。
今回のダイスの出た目は「3」でした。

②出た目に応じて施設の効果が発生

ダイスの出目が決まったら、次に「自分の街」「他の人の街」にダイスの出た目で効果がある施設があるかを確認します。

施設カードの真ん中に描いてある数字を見てみると
「自分の街」だと、パン屋の効果が発動します。
「他の人の街」だと、同じようにパン屋はありますが、緑色の施設のため効果は発生しません。
ただし、赤色の施設であるカフェがあるのでカフェの効果が発生します。

ちなみに効果の発生する順番は、

「赤色の施設」→「緑色の施設」のように【支払い】の効果が先に発生して、そのあとに収入の効果が発生します。

そのため今回の流れだと、
まず「パン屋の効果」で相手に1コインを渡します。そして「カフェの効果」で銀行から1コインもらいます。

③所持金を使い「施設」または「ランドマーク」の建設を行う

最後に施設の建設フェーズに入ります。

施設の建設コストは、それぞれのカードの左下に描いてあります。
コンビニの建設をしようとすると、2コインを支払わなくてはいけません。
建設した施設は、自分の街に並べていきます。

施設と同じように「ランドマーク」も建設コストを支払うと建設することができます。
ランドマークは建設したら、表にします。

このランドマークをすべて建設することで、ゲームの勝利となります。

街コロをより楽しめる拡張セット

「街コロ」の魅力の一つが、この充実した拡張セット(2種類)がある点です。

街コロ単体でも十分に楽しむことはできますが、拡張セットを使うことでさらに楽しむができます。

【街コロ拡張セット】街コロ+(プラス)

街コロの拡張セット第一弾「街コロ+(プラス)」です。

「街コロ+(プラス)」には、「港」や「空港」、「フラワーショップ」などが入っており新しい施設が、なんと13種類も追加されているんです。

ランドマークとなる施設も3種類あり、勝利するためにはより多くのコストが必要となってくるので、「街コロ」だけじゃ物足りない人もっと街コロを楽しみたい人はぜひ使ってもらいたい拡張セットになります。

追加要素が多いので、ゲーム自体の選択肢もかなり増え、それと同じように戦略が広がるので間違いなく楽しめる幅が広がります!

【街コロ拡張セット】街コロ#(シャープ)

街コロの拡張セット第二弾「街コロ#(シャープ)」です。

「街コロ#(シャープ)」には、「雑貨屋」や「貸金業」「公園」などの新しい施設が13種類入っており、それだけではなく「休業」といった新しいシステムも追加されています。

また、「街コロ+(プラス)」と違い「ランドマーク」はなくすべて「施設カード」となっています。

「街コロ」や「街コロ+(プラス)」の内容よりもやや難しめの内容となっており、一通り街コロをやりこんだ段階でやることで、また違ったゲーム展開を楽しむことができます。

街コロのおすすめポイント

ボードゲーム初心者に特におすすめ

街コロの特徴は、ルールがシンプルでわかりやすく、ダイスを使ってやるゲームになるので、「ボードゲーム初心者」にとくにおすすめのボードゲームになります。

複雑なルールや戦略性がかなり重要なゲームだと、ボードゲーム好きの人にはいいですが、初心者やはじめての人には中々楽しみにくくなってしまいます。

「街コロ」ならルールのわかりやすさやダイスを使ったハラハラ感、かわいいイラストのカード、街をどんどん大きくしていく楽しさといったポイントがあり、ボードゲーム初心者の人も存分に楽しむことができます。

追加の拡張セットでより深く楽しめる

街コロの最大の特徴でもある魅力が、この「拡張セットの充実さ」です。
街コロ一つでも存分に楽しめる構成のボードゲームになっていますが、さらに楽しくさせることができる追加の拡張セットが2種類もあります。

「プラス」は、街コロをより深く長く楽しめるようなコンテンツになっていて
「シャープ」では、変化球のような「ちょっと難しめだけどクセになる」展開を楽しむことができます。
それぞれの拡張セットを使うでも良し!2つの拡張セットを一緒に使うも良し!

と楽しみ方が多くありあきずに楽しむことができるボードゲームになっています。

街を大きくしていくワクワクとドキドキが存分に楽しめる

ゲームの展開は、言ってしまえば、街を大きくしていくだけではあるのですが実際にやってみると、これがなかなか難しくてかなり楽しめるんです。

ダイスを使ってやるので、自分の思い通りにいくときがあったりそうでないときがあったりなんてことも。
戦略通りにいくこともあれば、思わぬ展開になったりとワクワクとドキドキがあり何とも言えない楽しさを味わうことができます。

まとめ

友だちや家族などボードゲーム好きだけでなくみんなが楽しくわいわいできるボードゲーム「街コロ」!

シンプルだけどやってみると街を発展させていくワクワクとドキドキがたまらないボードゲームです。

ちょっと兄弟と歳が離れていて一緒に遊べるゲームが少ない人、あんまりボードゲームをやらない彼氏彼女と一緒に楽しみたいという人には、本当におすすめのボードゲームだと思います。
この記事を読んで気になったという人は、是非一度みんなでやって盛り上がってみてください。

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