R-Rivals(アールライバルズ)ってどんなゲーム
R-Rivals(アールライバルズ)とは

今回ご紹介するボードゲームは、それぞれ手札となる8種類の数字と効果のあるカードを出して勝負をしていくR-Rivals(アールライバルズ)です。
R-Rivals(アールライバルズ)は、8種類のカードを使って『カードじゃんけん』のように手札から1枚を選んで提示して勝敗を決めていき、先に4勝した方が勝利するゲームとなります。
ただ、このカードには『数字(0~7)』だけでなく、それぞれのカードにある特殊な『効果』があり、この『数字(0~7)』と『効果』で勝敗が決まります。
この『効果』には、「次の勝負で出すカードの数を上昇させる」や「数字の大小を逆転させる」など『数字勝負』とはまた別の要素が加わっています。
この『数字(0~7)』と『効果』によって単純な「数字じゃんけん」ではなく駆け引きや騙し合いが生まれ、より相手との心理戦を楽しめるボードゲームとなっているのです。
さらに一度使用したカードは使用できなくなっていくので、後半になればなるほど互いの手の内が見えてきてより一層スリリングな読み合い合戦が楽しめます。
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名称:R-Rivals(アールライバルズ)
プレイ人数:2人
プレイ時間:5分程度
ルールの複雑さ:★☆☆☆☆☆
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カードの種類

R-Rivals(アールライバルズ)のカードは
『赤の国のカード8枚』と『青の国のカード8枚』の計16枚のカードがあります。
赤のカードと青のカードには、それぞれ8種類のカードが1枚ずつとなっています。
赤のカードも青のカードも『数字』と『効果』は、すべて同じで0~7がそれぞれ1枚ずつあります。

デザインもほとんど同じなのですが、『7(王子)』と『1(姫)』だけ少しだけイラストが違っています。
これは
青の王子は、「静かな物腰の中に強い意志の力を秘めた王子」
赤の王子は、「奔放な振る舞いだが知性と情熱溢れる王子」
そして姫は、「心優しい赤の王子の妹」と「清楚で美しい青の王子の姉」と
それぞれの特徴を反映させたイラストになっているように感じられますね。
R-Rivals(アールライバルズ)のルール
ゲームの流れ

このゲームは、2人用の対戦型ゲームとなっており、互いに8枚の手札を持ってその中から1枚を選んで勝負します。
そしてその勝負を繰り返して最初に4勝を勝ち取ったプレイヤーの勝利となります。
カードによっては、勝敗がつかず引き分けとなる場合(お互い同じカードを出した時など)もあり、その時の勝敗は次回に持ち越しとされ次の勝負に勝った方に加算されていきます。
ゲームの流れは、カードを8枚ずつ持ちそこから1枚を選んで出し合って先に4勝すれば勝ちというゲームで、非常に簡単にできるゲームになっています。
「おおまかな全体の流れ」
1.赤と青のカードそれぞれにわけて手札として持つ
2.カードを1枚選びお互い場に伏せて出す
3.同時にカードをオープンして数字と効果を確認して勝敗をつける(この時引き分けだった場合は、持ち越しとなり次回の勝負で勝った方がこの持ち越した勝負でも勝利したと扱う)
4.3を繰り返して先に4勝したプレイヤーがゲームの勝者となる
※4勝せずに手持ちカードが無くなってしまった場合は引き分けとなる
それぞれのカードの種類
カードには、0~7の数字を持ったカードがありそれぞれ特殊効果を持っています。

『0:道化』 … 能力を無効にする魔術師以外のとき、一旦勝負を持ち越せる。

『1:姫』 … 相手が「7(王子)」の場合、即座にゲームに勝利する。(1勝ではなく、ゲームに勝利する)

『2:密偵』 … 相手は次の勝負で先にカードを出さなくてはいけない。(お互い「2(密偵)」だった場合は効果が打ち消される)

『3:暗殺者』 … 数字の強さを逆転させる。ただし、「7(王子)」には効果がない。

『4:大臣』 … このカードで勝利した場合、「2回分の勝利」として扱う。勝負が持ち越された場合にも効果は適用される。(「4(大臣)」を出して引き分けとなり持ち越しされた次の勝負に勝てば「3勝」したものと扱う)

『5:魔術師』 … 相手のカードの効果を無効にさせる。

『6:将軍』 … 次の勝負で出すカードの強さが「+2」上昇する。

『7:王子』 … 効果なし。数値的には最強だが、相手が「1(姫)」の場合ゲームに敗北する。

カードの「種類」と「それぞれの勝敗」については、同梱されているのでこれを見ながらゲームをやるとはじめてでもスムーズにゲームを楽しめます。
R-Rivals(アールライバルズ)おすすめポイント
相手との読み合い騙し合いの心理戦が楽しめる

R-Rivals(アールライバルズ)の最大の魅力は、なんといっても「いかに相手の出してくるカードを読み、裏をかいて勝利していく」心理戦を楽しめる点にあります。
どういう順番でカードを出していくのかで勝敗が分かれていき、 『数字』や『カード効果』でどんどん展開が広がっていきます。
特に「大臣を使っての勝利」や「姫を使って王子に勝利する」など一発逆転の展開も用意されていて4勝するまで一切気を抜けないハラハラするボードゲームとなっています。
このように相手との心理戦やスリリングな勝負をしたい人には特におすすめです。
ルールがわかりやすく短時間で簡単にできる

ボードゲームが苦手な人のほとんどが「ルールの複雑さ」で、いまいち何をどうしたらいいのかがわからないということがありますが、このR-Rivals(アールライバルズ)は非常に簡単な流れででき、なおかつカードの種類も8種類と多くないので初心者にもやりやすいゲームになっています。
「数字勝負」自体は、数字の高い方が「勝ち」とシンプルだし、カードの「効果」もそれぞれのカードに説明文が書いてあったりと、とてもわかりやすくつくられています。
それでも分かりにくいという人は、「勝敗早見表」を見ながらやれば簡単に勝敗も判断できます。
またゲームの所要時間が5分程度となっていて短時間で手軽にできる点も初心者や女の子、子どもにおすすめできるポイントになっています。
オプションルールが豊富にあり何度やっても飽きずに楽しめる

R-Rivals(アールライバルズ)には、通常のルールとは別に「オプションルール」と呼ばれる特別ルールがいくつも用意されています。
(オプションルールは、説明書の裏に記載されています。)
中には、通常2人用の対戦型ゲームですが「3人以上」で楽しめるオプションルールも用意されています。
「ちょっとやり過ぎたな~」というときや、「パーティーなどで人数が多い」ときなどでも楽しめるようになっています。
個人的には、大人数でやるオプションルールは、がっつり楽しめるというよりは、「ちょっとした息抜き」や「ほんとにサックっとやるとき」などちょっとした合間に楽しめる内容かな~とは思うのですが、こういった別の楽しみ方ができるところが飽きずに長く楽しめるポイントになっているんだと思います。
カードデザインがおしゃれでかっこいい&持ち運びしやすいサイズ感

R-Rivals(アールライバルズ)で使用するカードは、表面がステンドグラス風の美しいおしゃれなデザインとなっていて、さらに裏面もシックでおしゃれなデザインになっています。
ゲームの内容ももちろんですが、こういったカード自体のデザイン性もこのR-Rivals(アールライバルズ)の魅力になってくるのではないでしょうか。
また、カードサイズ自体も非常にコンパクトで10cm×7.5cm程度の小さなサイズ感なので持ち運びも簡単で旅行に行ったときの旅先や移動中などにも楽しめます。
まとめ
R-Rivals(アールライバルズ)は、ちょっとした空き時間にハラハラドキドキの心理戦を最後まで楽しめるボードゲームです。
カードを場に出す前に相手プレーヤーと会話をして「ブラフをはったり」「誘導したり」して会話の中から相手の狙いを探ったりするとより深いところで心理戦ができて楽しめるボードゲームになっています。
ボードゲーム好きの人もまだあんまりボードゲームとかをやった事ない人にもおすすめのR-Rivals(アールライバルズ)ぜひやってみてはいかがでしょうか!
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